Marina
Marina
作詞・作曲:ロッコ・グラナタ
当初の歌手:ロッコ・グラナタ
彼は英語で言う「one hit wonder(一発屋)」です。驚くようなヒット曲を1回出したきりで消えてしまった歌手のことです。彼は、シンガーソングライターのケースです。しかし、「Marina」は、特に外国にいるイタリア人たちの中で今も昔も人気のあるイタリアの歌として上位にあります。経済ブームの真っ只中に(1959年)、「Manuela」のB面として発表された「Marina」は、ロッコ・グラナタの家族が移住していたベルギーのヒットチャートで瞬く間に首位に躍り出ました。そして、(マリノ・マリーニのカバー曲が15週継続でトップになった)イタリア、ドイツ、オランダ、ノルウェーで100万枚を超える売り上げを記録しました。(1956年に起きたベルギーのマルシネル炭坑の惨事が鮮明な記憶に残る)イタリアから国外に移住した人々にとって、国歌のように感じられた歌は、クラウディオ・ヴィッラ、ペッピーノ・ディ・カプリや、ダリダ、ディーン・マーティン、カテリーナ・ヴァレンテのようなイタリアと世界を結ぶ歌手たちによって歌われたおかげで、定番曲となりました。30年後の1989年、ロッコ・グラナタはこの曲をニュー・ビート(ベルギーで生まれたダンスミュージックのスタイル)で焼き直し、「Marina」は再びヒットチャートの首位に上がり、ドイツで「史上最高のイタリアのヒット曲」と宣言されることになりました。
Anno | 2014-05-08 |
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Artista |
Rocco Granata |
Album | The Very Best Of |
Casa discografica | JE | Just Entertainment |