Se telefonando

Se telefonando(邦題「束の間に燃えつきて」)

エンニオ・モリコーネが作曲した歌

エンニオ・モリコーネは、90歳を迎える作曲のマエストロです。ここでは、ポップス曲の作曲家としてのモリコーネを取り上げるプレイリストを用意しました。それは、モリコーネは、アーティストとしての歩みの初期に、映画音楽の作曲のほかにも、歌謡曲の作曲家、編曲家として多くの仕事をしたからです。特に、ローマのレコード会社であったRCAと契約をしていたアーティストと仕事をしました。多くの場合、「Tra tanta gente」、「Nicole」、「Nel corso」、「Canzone della libertà」、「La tua stagione」、「Angel face」のように、映画のテーマ音楽として手がけたものでした。しかし、映画と関係なく誕生した歌もありました。モリコーネはまさにこのような場合、新しいことを実験して楽しんでいました。それが、リータ・パヴォーネの「Pel di carota」に出てくる騒音、ミーナの「Se telefonando(束の間に燃えつきて)」に出てくる協和音の連なり、ルイザ(・デ・サンティス)とガブリエッラ(・フェッリ)の「È tutta robba mia」に取り入れた民間の音楽、ジーノ・パオリの「Nel corso」にある不協和音であり、彼の現代音楽の作曲家としての経験から来ています。しかし、エレガントと緻密さを忘れずに、純粋にメロディーを追う歌もあります。それが、ディーノの「Il ragazzo di ghiaccio」、後に映画音楽を作曲する時にも使うようになるDansavio(ダンサヴィオ)のペンネームを使っていた、エドアルド・ヴィアネッロの「Faccio finta di dormire」です。