イタリアの歌 1900年-1950年

イタリアの歌 1900年-1950年

20世紀前半のイタリア音楽はそのほとんどが標準イタリア語の歌、ナポリの歌、方言の曲、民俗音楽のモチーフ、インストルメンタル、ダンス音楽などで構成されていた。賛歌(政治、愛国主義、宗教など)やソーシャルソング(プロパガンダとプロテストソング、戦争とアルピーニの歌)もまた、その政治生活との相互作用から、副次的とは言え重要な役割を果たした。イタリアレコード業界の最初の50年には、19世紀のSPレコードの誕生から1950年までの歌、形式、の発展の様子を余す事なく物語る録音資料が残されている。このセクションはこの時代の宝であるナポリ民謡を筆頭に世界中で知られ親しまれている楽曲に加え、忘れられてしまった遺産、これまで人目に触れられる機会に恵まれなかった遺産を余す事なく取り上げ、簡単に楽しめる前例のないチャンスを提供する。タイトルやプレイリストをめくると、イタリアの歴史の一瞬一瞬が再生され雰囲気を呼び覚まし、アーティスト、作詞・作曲家、当時のテーマに親しみを感じることだろう。グローバル化時代に先立ってイタリアの歌は外国の伝統を織り込んでいった。これら無数の外国文化との接触を皮切りに、その遺産は意外にもかなり現代的な色を帯びているかもしれない。

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